初秋の湯布院へ行って参りましたぁ~!
秋といえば・・・読書の秋!
という事で、オープン当初から氣になっていた「文学の森」を訪ねました。
湯布院観光といえば、ツイツイ中心部の湯の坪通りでショッピングなどに走りがちです。
しかし、湯布院は温泉だけでなく芸術の町でもあるんです。
小さな町ですが、作家さんや音楽家をはじめ多くのアーティストが在住しています。
個人経営の小さなギャラリーも含め、美術館や工房が数多く存在するのも魅力の1つです。
その湯布院に今年新たに仲間入りしたのが「文学の森」です!
では、その魅力をご紹介しますね。
「文学の森」は時間を忘れ本に夢中になれる和み空間
「文学の森」は湯布院の中心部から少し離れた場所にあります。
山と森の息吹を感じる静かで小高い場所に位置し、敷地内からは由布岳も見えます。
こんな風に・・・
晴れていれば、もっと綺麗に見えたことでしょう・・・
建物の周りには、屋外でも読書を楽しめるように椅子やテーブルが程よく配置されています。
読書に疲れたら、由布岳を眺めたり樹木が綺麗な敷地内を散策するのもいいですね。
敷地内には季節の花々も彩りを添えています。
本当に外だけでも時間を忘れてまったり過ごせそうです。
しかし、建物自体が魅力的なのでした。
「文学の森」は太宰治縁の希少な建物だった
なんと、文学の森の建物は文豪・太宰治が下宿していたアパート「碧雲荘(へきうんそう)」だったのです!この「碧雲荘(へきうんそう)」は文化的価値があるにも関わらず取り壊しの危機にありました。ところが、多くの方の協力のもと保存運動を通じて東京から湯布院へ移築される事になったのです。じつは、私も保存運動に署名しております。
この「碧雲荘(へきうんそう)」は、間近で見ると職人の心意気と匠の技が垣間見えて、とても魅力的な建物となっています。
少し斜めから見るとこんな感じ・・・
和風のようでいて洋風のような・・・何ともいえない洒落た作りとなっています。
そして、建物を構成するガラス窓・雨戸・扉一つとっても造詣が芸術的で、希少な現存品となっているのです。細かで目立たない部分にも匠の技が垣間見えて、見惚れてしまいます。
その他の建物内部の写真については敢えて載せません。
実際に訪れてご覧頂きたいからです。
館内には太宰治をはじめ、様々な本があります。
学生時代に読んだ本を再び読むのも何だか新鮮な氣が致します。
また、学生時代に読まなかった本を大人になった今だからこそ読んでみるのも一興ですね。
じっくりと読めば当時とは違った感想を持つかもしれませんよ。
とにかく、ここ「文学の森」では気さくに読書を楽しむ事ができますよ。
そして、読書の合間に小腹が空いたらティータイムで一息つきましょう!
「文学の森」はティータイムも最高!
「文学の森」は入場料700円にドリンクが付いています。
窓からの景色もすばらしい喫茶スペースでティータイムができます。
私は今回黒豆茶を頂きました。文学の森オリジナルのかりんとう付きです。
お盆に季節の草花が添えられていてホッと和みました。
お茶もかりんとうも品のある味でとても美味しかったです。
そして、これ以外にも別料金で喫茶メニューが色々とあるのも嬉しいですね。
- 大分県の甘糀を使った「特選甘酒」(ノンアルコール)
- 特選甘酒を使ったソフトクリーム
- わらびもち
- 国産小豆を使用した「ぜんざい」
- 昔懐かしの「揚げパン」
- 文学の森コーヒー&紅茶
などなど・・・
今回は館長さんおすすめの特選甘酒を使ったソフトクリームとわらび餅を頂きました。
この特選甘酒ソフトクリームはリピーターが多く、文学の森の名物になっているそうですよ。
口に含むとほんのりと糀の香りが舌先から鼻の奥に抜けて、程よい甘味が印象的です。
一度食べたら、何度でも食べたくなる美味しさ!確かに頷けます。
おまけに甘酒は甘糀を使っている為、アルコール分が入っていないのも良いですね。
ぜひ、ご賞味あれ!
「文学の森」営業時間&アクセス
ゆふいん「文学の森」素敵な空間でした!
館長さんの案内と説明も大変興味深かったです。
次回は、もっとゆっくり過ごしたいと思います。
〒870-5114
大分県由布市湯布院町川北字平原1354-26
電話 0977-76-8171
営業時間 基本10:00~17:00
定休日 年末年始
湯布院駅より車で約10分(ちなみに徒歩なら30分~40分かかりそう)
湯布院インターからなら車で約5分
尚、「ゆふいん文学の森」詳しくはこちら
季節ごとにイベントも開催されるようですので定期的にHPをチェックすると良いでしょう。
ぜひ、訪れて見てくださいね(^_-)-☆